
2017年11月に発表されたテスラ・ロードスター第2世代。発表から8年が経過した今も納車は始まっていませんが、テスラは開発を継続中と明言し、新たなコンセプトを発表しました。



「最後で最高のドライバーズカー」という挑戦
カリフォルニアで開催されたX Takeoverイベントで、テスラの車両エンジニアリング担当VPラース・モラビー氏は、完全自動運転への移行が進む中で新型ロードスターを「最後で最高のドライバーズカー」として開発していると語りました。
「我々は過去数年間、なぜこの車を作るのかを再考し、素晴らしくエキサイティングな“最後のドライバーズカー”を作るために多くの時間を費やした。それは単なる車ではない」
驚異的な公称スペック
発表されている新型ロードスターの仕様は以下の通りです。
- 航続距離: 1,000km(620マイル)
- 駆動方式: 全輪駆動
- 最高速度: 400km/h超(250mph超)
- 加速性能: 0-100km/h 1.9秒、0-160km/h 4.2秒
- 価格: 20万〜25万ドル(約3,000万〜3,800万円)

「年末のエピックなデモ」とは?
イーロン・マスクは年末までに「史上最もエピックなデモ」を約束。SpaceXオプションでの“0-100km/h加速1秒未満”や“飛行機能”など、過去の発言もあり現実味は未知数ですが、注目が集まります。

市場の現実と課題
- EVスーパーカー需要の不確実性
高価格帯のEVは購買層が限られ、内燃機関派が多いスーパーカー市場では苦戦が予想されます。 - Rimac ネヴェーラの苦戦
同価格帯のEVスーパーカーが販売に苦戦している事実は無視できません。 - テスラの経営優先度
販売減やエントリーモデルの遅れを抱える中、ロードスターは優先順位が疑問視されています。

結論
新型ロードスターは予約受付中ですが、予約には5,000ドル+10日以内に45,000ドルの追加支払いが必要。8年越しの約束は果たされるのか、それとも幻に終わるのか。今年末のデモが一つの試金石となるでしょう。


