「Brabus 700」解剖|カーボンWIDESTARדMasterpiece”内装——100万ドル超(約1.47億円〜)の超・Cullinan

ロールス・ロイス「Cullinan Series II」をベースに、フルカーボンのワイドボディと総張り替えの“Masterpiece”内装、強化されたV12(690hp/950Nm)を組み合わせた“超・Cullinan”。価格は100万ドル超=約1.47億円〜。展示個体は€914,787(約1.58億円)と案内されています。

価格

・「100万ドル超」 → 約¥147,200,000〜(= 約1.47億円〜/1USD=¥147.2)
・展示個体 €914,787 → 約¥157,526,321(= 約1.58億円/1EUR=¥172.2)
・在庫個体の参考値 €896,596.69(VAT込) → 約¥154,393,950(= 約1.54億円/1EUR=¥172.2)
実務感覚では「おおむね1.47〜1.58億円級」のレンジと見ておくのが妥当です(仕様・税条件で上下)。

外装:カーボンWIDESTAR×24インチ“Monoblock M”

専用フロントバンパー(大型インテーク/DRL一体)やカーボントリムのボンネット、テールスポイラー+ディフューザー+クワッドテールパイプまで、仕上げはハイグロス・カーボン。側面は24インチ「Monoblock M Platinum Edition」が主役で、低く張り出したワイド感と相まって“静かな威圧感”を演出します。

内装:“Masterpiece”で全部やり直し

写真個体はVerdant Shadowグリーン基調。爬虫類スキン風のキルティングをシート/トリム/荷室バッグまで統一し、発光演出のエンブレムやShadow Gray×カーボンで色面を締める手法はBrabusの十八番。純正の静粛・質感を崩さず、過剰に見せない“贅”でまとめています。

パワートレイン&足まわり

6.75LツインターボV12にPowerXtra RR68-700を組み合わせ、690hp(=700PS/515kW)・950Nm、0-100km/h=5.0秒、最高速250km/h(リミット)。可変バルブ付きステンレスエキゾーストと専用ロアリングモジュールでエアサスは-25mm。ロール抑制と視覚的な低重心化を狙います。

コラム:モデル名「700」の意味(PSとhpの違い)

「700」は出力グレード名で、公称最高出力“700PS(ドイツ馬力)”を意味します。
換算の目安は 700PS ≒ 690hp(SAE) ≒ 515kW。
・1PS=0.98632hp → 700×0.98632=約690hp
・1PS=0.7355kW → 700×0.7355=約515kW
海外記事で“700hp”と書かれることもありますが、PSを便宜上hpと表記しているケースが多め。Brabusは伝統的に「モデル名=PS」の命名(例:800=800PS、900=900PS)です。

SPOFEC(Novitec)仕様との違い:速さか、格か

SPOFEC Overdose Sは707hp/1,060Nm、0-100=4.6秒と“数字”だけなら最速寄り。一方でBrabus 700は690hp/950Nm、0-100=5.0秒。走行性能より“素材・仕立て・存在感”の完成度で魅せる方向です。速さで選ぶならSPOFEC、“格”で選ぶならBrabusという住み分けが分かりやすいはず。

まとめ——“静かな暴力”を愛でるSUV

カーボンWIDESTARの密度、Verdant ShadowのMasterpiece内装、-25mmの姿勢。どれも“スペックに現れにくい体験価値”を積み上げるための投資です。価格帯はおおむね1.47〜1.58億円級。数字ではなく“格”を買うという意味で筋が通っています。


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