tellantis傘下で「唯一のプレミアムブランド」と位置づけられるアルファロメオ。2025年上半期には世界販売台数が20%増加し、エントリーモデル「Junior」はすでに45,000件以上の受注を記録しました。この好調を受け、CEOのサント・フィチリ氏は「我々は望むものすべてを創造できる(We Can Invent Everything We Want)」と意欲を語っています。

ブランドの立ち位置と使命
アルファロメオはStellantisにおいて「プレミアム」ポジションを担い、一方でマセラティはさらに上位の「ラグジュアリー」セグメントと棲み分けがされています。フィチリ氏はこの役割分担の中で、アルファロメオの独自性と競争力を強調しています。

今後のモデル展開:SUVからスポーツセダンまで
- 次期Stelvio SUV:2026年に向けた新型モデルのティーザーが登場 。
- ジューリア後継:2025年末までに登場予定。従来とは異なるボディスタイルの採用を検討中。
- アルファロメオがかつて計画した「8C」や「GTV」といったスポーツカーは、開発の経済性の観点から現段階では棚上げされているとのこと。

注目のキーワード:「創る自由」とサバイバル戦略
「創れる」という言葉には、レガシーを活かしつつ新しいモデルや価値を追求する姿勢が表れています。ただしそれはビジネスであり、利益を前提とする以上、単なる意欲だけではなく、実際の収益性とブランド戦略のバランスが問われる局面ともいえます 。

まとめ
| テーマ | 内容 |
|---|---|
| ブランド戦略 | アルファロメオはStellantis唯一のプレミアムブランド |
| 主要成果 | 販売台数20%増、Junior受注45,000台以上 |
| 今後の展開 | Stelvio SUV(2026年)、ジューリア後継モデル(2025年末) |
| 課題 | 高額モデル撤退の代替として創造性と実利の両立が鍵 |
アルファロメオは、「創造できる」ことを軸にブランドの再構築を図るフェーズに入りました。今後のモデル展開と市場での受容が、ブランドの未来を決定づけるでしょう。

