Zenvo、次期「ジュニア・ハイパーカー」にV10エンジン搭載へ──未来を見据えた開発計画が明らかに

デンマーク発のハイパーカーブランド「Zenvo(ゼンヴォ)」が、次なる革新へと動き出しました。現在はV12ツインツインターボを搭載するフラッグシップモデル「Aurora(オーロラ)」の生産を控えつつも、その先を見据えたプロジェクトとして“ジュニア・ハイパーカー”の開発が着々と進行中であることが判明しました。

V10エンジン、すでに開発中

Zenvo会長イェンス・スヴェルドラップ氏は英Top Gearの取材に対し、「次期モデルに向けたV10バージョンの開発がすでに始まっている」と明言しました。

このV10は、Auroraに採用された**「モジュラーV12エンジン」**から派生した設計で、6気筒・8気筒・10気筒にも対応可能な柔軟性を持ち、ハイブリッドシステムの有無も選べる“未来型パワーユニット”です。

「このエンジンは自然吸気でも使えますし、ハイブリッドなしでも成立します。ただし、今後の排出ガス規制への適合が最大の課題です」

とスヴェルドラップ氏は語っています。

プラットフォームはAuroraと共有か

この新型モデルには、Auroraと同様のモノコックシャーシが採用される可能性も高いとされています。これにより開発コストの最適化や、シャーシ性能の転用によるパフォーマンスの確保が見込まれます。

デザイン責任者のクリスチャン・ブラント氏も「このモノコックは他のプロジェクトにも使えるよう設計してある」とコメントしており、プラットフォームの拡張性を意識した戦略が垣間見えます。

まずはAuroraの生産に全力

とはいえ、Zenvoの最優先事項はあくまでAuroraの市販化。1,850馬力を誇るこのハイパーマシンは、2026年から世界限定100台(ロードモデル50台、サーキットモデル50台)で生産予定。価格は**約280万ドル(約4億4,000万円)**からとされています。


まとめ:Zenvoの今後に注目すべき理由

  • 次期モデルではAurora譲りの革新設計を小型車にも展開
  • ハイブリッド不要のV10自然吸気も視野に入れた多用途エンジン
  • モノコックシャーシの共通化で効率的な開発へ
  • 先に登場するAuroraは4億円超のフラッグシップモデル

未来を見据えたZenvoの「ジュニア・ハイパーカー」は、ダウンサイズしつつも本質的なパフォーマンスを犠牲にしない、全く新しいハイパーカー像を提示してくれそうです。


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